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畑の野菜の様子

最近の気温と雨で、畑の野菜が大きくなってきました。


サニーレタス


サラダ水菜


ニンニク

サニーレタスとサラダ水菜は間引きサイズですが今週の朝市から販売できそうです。

ニンニクは芽が出始めましたので、来週くらいからニンニクの芽(茎)として販売を始められそうです。

まずは小さな成功を体験する

ぼくは、これから農をしてみたいという人に対して、「まずは自分の管理が完璧に行き届くくらいの小さな面積で始めてみてください。」とアドバイスする事があります。

いきなり大きな面積から始めてしまうとただ作業に追われて、自分がしていることと結果とが結びつかないまま時間だけが無駄にすぎていくおそれがあるからです。

今はネットで色々な人の体験や知識に容易にアクセスすることが出来、「ああ、そういうことか。」とわかったつもりになるかもしれませんが、実際にやってみるとネットなどで得た情報などは全体のほんの一部であったことがわかるはずです。

知識として得た情報を実際に収穫という成果にまで結びつけるには、自分の筋肉を動かしてみるしか方法はありません。

自分がやったこととその結果がどうなったか、この両者の結びつけと検証を繰り返していくうちにだんだんとわかってくることがあります。

畑の面積を広げるのはこうなってからでもぜんぜん遅くありませんし、むしろこの方が近道ではないかとすら思っています。

廃菌床と剪定チップの違い

この両者はどちらも炭素分の多い木質系の有機物なのですが、違いは簡単にいってしまうと土壌菌がすぐに食べられる状態に調理されているかどうか、です。

もともと炭素分の多い木質系の有機物は分解されにくいものなのですが、キノコ菌が働くのに最適な条件に調理された炭素資材は土に入れるとスムーズに養分化されます。
廃菌床が優れている点はここにあります。

一方、生の剪定チップなどの木質系有機物の場合は、キノコ菌の菌糸がある程度まで広がって分解が始まるまでに時間がかかるため効果が出るまでに時間がかかりますが、養分化が始まってしまえばこの両者に違いはありません。

二つの経路

土に入れた有機物が養分化する経路は二つある。


腐敗的な分解とそうでない分解。


まず、前者の腐敗的な分解は、炭素分の少ない有機物(米ぬかや油かす、畜糞などの腐りやすいもの)を土に入れた場合の経路で、バクテリアが主体になって行われる。

この分解は、短期間に速い速度で行われるため、土に入れると急速に養分化されるものの、分解終了も早いために作物の生育後期では養分不足になりやすい。

さらに、この短期間で分解されるという特性が少し厄介で、バクテリアが一気に増え活発に活動することによって土壌環境が酸欠になりやすく、その結果作物の根が窒息したり、有機物の嫌気分解由来の生成物(アンモニアや硫化水素など)により根や土壌を傷めることになる。

また、植物の養分要求は、生育期間を通して変動が穏やかな環境が望ましいのだが、腐敗的な分解環境では養分や酸素状態の変動が激しいために大きなストレスとなる。

さらに、この分解活動は温度や水分の状態に影響を受けやすいので、天候要因も大きく作用してくる。


もう一つの腐敗的でない分解、これは炭素分の多い有機物(籾殻や稲わら、落ち葉や木質系資材など)について行われるもので、キノコ菌がその入り口となるものである。

この分解は穏やかなもので、ちょうど腐敗的分解と対称的な状況で進行していく。

すなわち、微生物の活動が長期にわたって安定して行われることにより、作物にとっても快適な環境が提供されることになる。

さらに付け加えるなら、この環境がまさに草木が自然状態で生育している環境であり、進化してきた環境でもある。


このことをごく簡単に表現してしまうなら、
腐りやすいものを土に入れるから土が腐り、野菜が不健康に育つので虫が出たり病気になるが、腐りにくいものを入れれば全てがその逆になる。
ということになる。


どちらの経路をたどるかは作物を植える前の土づくりの段階でほぼ決まっていて、美味くてきれいな野菜ができるか虫だらけの野菜ができるかは、農業者が選択した経路次第と言える。

炭素循環農法について簡単な説明

炭素循環農法について、ぼくの理解の範囲で説明いたします。

炭素循環農法とは、自然が草木を育てる仕組みを解説し応用したものです。

自然の野山では誰かが肥料を与えたわけではないのに草木が育ちます。

これは落ち葉や枯れ草、朽ち木などをキノコ菌が分解することから始まる微生物の食物連鎖によって生み出される養分によって草木が養われるためです。

つまり、土壌微生物にとって快適な環境を整えることで彼らに作物を育ててもらおうというもので、ここから逆算して必要な環境とはどんな状態なのかということを考えていきます。

キノコ菌をはじめとする土壌微生物は我々人間と同じように酸素呼吸をする生き物ですから、まず最も大切なのは空気です。
畑に畝を立てたり排水溝を掘ることの目的はここにあります。

次に大事なのは微生物が働くためのエサで、炭素分を多く含む有機物です。
これは落ち葉やもみ殻、稲ワラなどで、野菜くずや米ぬかなどの腐りやすいものはキノコ菌などの働きを邪魔するので直接土に入れないようにします。

基本部分はこれだけです。
この部分をふまえつつであれば、それぞれの環境で様々な応用が可能だと思います。
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